温かくなるのかと思ったら今朝の様に冷え込みます。
書き込むネタが切れた時に、計ったように大阪の佐世保の先輩から長文メールが届き助かります。今回はテーマを決めての論文ではなく、世情に物申す式の内容です。詳しく紹介出来ませんが、自衛官でもう亡くなってしまったお父様の生前の様子の件は考えさせられました。私より五歳上の先輩ですが、思春期には父親の職業に違和感を持ったこともあったと。これはよく分かります。私の高校の時に大ヒットした「三年B組金八先生」の中で自衛隊に入隊しようとするクラスメートを巡って戦争や憲法について真剣に話し合うシーンがありました。そういう記憶とも重なります。お父様は本当に穏やかな性格で書や花を愛し、あの時代に珍しく子供に手を上げた事など一度もなかったと。それは平和憲法の下、侵略があれば命を賭けて国を守るが、外国の無法な戦争に行く心配は無かったからではないかと結んでいました。私は胸に熱いものを感じました。
久しぶりの雨で、やっと朝の冷え込みや厳しい寒さが一服しました。今シーズンは早くから寒くなり大変でした。
早朝は路面が凍結し危険でした。福岡で新聞配達員がスリップして中央線を越えトラックにひかれ亡くなったり、佐賀でも高齢の配達員が、倒れている所を車にひかれ死亡する事故が起きました。自分も配達のアルバイトの際には危ない思いをしたので胸が痛みます。更に、有明販売店をやっているK君から、「Kさんがスリップした乗用車に後ろからひかれ医大に入院した」と聞き驚きました。心よりお見舞い申し上げます。
やっと、自転車で外出しても苦にならない陽気になったので、何か月ぶりに少しサイクリングをしました。私には、脳の活性化の為に不可欠なので、いよいよ有難い季節になって来たと。もう一つの目的は地域のリサーチです。普段、車で通らない道を走ると色々発見があります。今回は、一つ新規開業した介護施設を見つけ、廃業してしまったのも一つありました。上手く行く所とそうでない所、勉強していきたいと思います。
太良の山田果樹園の山田家では、長男さんが無事高校合格の折には大阪旅行をするという事です。問題はテーマパークには全く興味のない先代のお父さんをどう楽しませるかで、旅費を出すから大阪の名所を案内して欲しいとの打診がありました。お父さんとの珍道中は面白いと思いましたが、諸般の事情で断念しました。
朝から雪混じりです。最後の寒波になればいいのですが。
5日に神埼市で起きた陸自の攻撃用ヘリコプター、通称アパッチの民家への墜落事故。県内で起きて、それは驚きましたが、知り合いの人の家から2キロメートルの場所だったと聞き、尚更他人事とは思えませんでした。
物凄い轟音がして家を飛び出したら黒煙が昇っていて、無我夢中でスマホを向けていたと言っていました。小学生の女の子は直前に外に出て怪我をしたとの事ですが、心に負った恐怖心は想像するに余ります。事故が多発するオスプレイの配備など論外だと思います。
直ぐに思い出したのは1977年に横浜市で起きたアメリカの戦闘機の民家への墜落事故です。母子3人が亡くなる家庭もありました。子供さんは3歳と1歳で、記憶が正しければ1歳の子供さんの最後の言葉が「パパママバイバイ」1歳でも自分が死んでしまうのが分かるのかと思い堪らなくなります。二人の子供さんは事故の翌日に亡くなりますが、同じ様に大やけどを負った母親は大変な治療を繰り返し4年数か月に亡くなりました。その母親の死亡のニュースをテレビのアナウンサーが涙ながらに伝えたというエピソードを聞いた事があります。
二月も早くも中旬。年度が替わるのも早いぞと、気持ちを引き締めております。
連日雪が降ります。佐賀ではここ数年なかった事です。北陸の豪雪に比べたら雪化粧程度でしょうが。それでも外出する時は結構大変です。
用事があり久しぶりに小城の知り合いのお宅を訪問しました。二年ぶりでしょうか。用向きが終わって、「00みゆきさんはどうされていますか」と尋ねました。この知人の紹介でお会いした、旧北方町の方で介護施設を運営されている方です。「少し前に唐津に引っ越してから連絡が取れていない」とのご返事。「じゃあ、施設の方は」と私。「私も見に行ってない。もう、あそこでは何もやってないと思うけど」
その女性とは知り合って暫くしてから電話があり、社会福祉士なら仕事を手伝って欲しいと言われました。未だ行政書士の試験に再挑戦している時で、そこで勤務しながらは無理だと思ったし、合格したらプラスαで貢献できると考えて少し待って欲しいと伝えました。
小城のお宅を辞して北方の方へ行ってみました。案の定、施設は廃屋の様になってしまっていました。一年早く合格したら力になれたかも知れないと、とても残念でした。辺り一面に細かい雪が降っていました。
「手伝って貰ったら分かるけど、旦那は誰にでも文句を言う様な人ですけど私に免じて。ストレスが溜まらない様に半分別居してるんですよ」とあっけらかんでした。帰途、カーラジオから新沼謙治の「津軽恋女」が流れてきて、「愛に生きて~夢に生きて~♪」是非、仕事を成功させたいと熱っぽく話す情熱的な目をした女性でした。
この所の寒さは一体どうしたのでしょうか。朝などは体が始動するまで時間が掛かります。
生活に余り変化がなく書き込む事がないなあと思っていたら、前回から間髪を入れず佐世保の先輩から長文メールが届き助かりました。今回の論文のテーマは「健康格差」について。
健康を維持する事にも、収入によって大変な格差が顕著になっている事を多くの例を挙げて告発されていました。先輩は長く生活保護に関わる仕事をされていたのでリアルです。特に子供への影響を心配しています。歯医者に行けず口内崩壊が起こっている事等もあります。アメリカでは低所得者ほど肥満が多い事も書いていましたが、よく分かります。自分でも、こんなに生活に追われてバタバタ動いているのに体重は大変増えたりした事があります。食材が偏り好ましくないストレスから多く食べるからでしょう。就寝・起床の時間も安定しません。
国の予算で生活保護費の削減が提案されていますが反対です。誰でも病気などで最後のセーフティーネットに頼る可能性はあります。白石町の受給世帯の数を見て、一桁違うだろうと驚きました。それ程少なく、田舎では周りの目を気にする気持ちが先に立つのでしょう。
提案されている削減額は160億円、米軍への思いやり予算の増加分が195億円。私の日頃の問題意識からの比べ方ですが、受給世帯の子供の未来を考えたりすると怒りを禁じ得ません。