南里行政書士事務所

佐賀県杵島郡の南里行政書士事務所では許認可申請/成年後見人/相続・遺言などの相談を承っております。

南里日誌
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    2015.12.10ブログ更新します。

    何日か前の事ですが、封書を頂きました。差出人を見ると一昨日の研修会で名刺交換をした女性の行政書士の方。登録したばかりで来年早々に事務所を立ち上げると言っておられました。何事かと開けてみたら、A4の便箋にびっしりと書かれた文字。「快く名刺交換していただきありがとうございました。」で始まる文章には誠意あふれる挨拶、仕事を始める決意、「宴会では専ら聞き役です」などのユニークな自己紹介が書かれていました。
    直ぐに、「ご丁寧なお手紙ありがとうございました。私も夏に開業したばかりです。」と電話すると、「そうですか。それでも先輩に当たられるのでご指導よろしくおねがいします。」
    一本取られたような気持ちがしました。開業してわずか半年足らずで一服気分の自分が何とも情けない。開業してすぐに食べていけるとは勿論考えてはいませんでしたが、このような姿勢があったか。この方も厳しさを理解しているからこそ一生懸命なのでしょう。
    よし、心を入れ替えて頑張ろうと決意しましたが、今日のところはブログをもっと更新する事しか思いつかない新米行政書士でした。

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    2015.12.6ブログ更新します。

    昨日はBS放送で「男はつらいよ」を見ました。次回48作目でたぶん終了です。去年全作一挙放映されたのですが、好評だったのでしょう、二年続けての登場となりました。私は学生のとき先輩に誘われ映画館で初期の作品を見たのが最初でした。すっかりファンになり盆と正月の楽しみになりました。寅さんの究極のプラトニックラブに大分影響されてしまい、良かったのか悪かったのか(笑い)。
    このシリーズの魅力の一つに、その土地々々の伝統の行事の様子や日本の原風景と感じるような自然と町並みの映像があります。山田洋次監督は二歳から十六歳まで満州で暮らし敗戦で引き揚げてきたので、母国の風景を外国を見るような感性で切り取っていったのかもしれません。
    甥の満男から、一年中旅暮らしで寂しくないか、と聞かれ、「俺は男だからよう。そんなものは歩いているうちに風が吹き飛ばしてくれるさ。」と歩き出す。カッコイイ!! でも、一人の寂しさが骨身にしみて分かるからこそ行く先々で 暖かい人間ドラマを作っていったのですね。分かってますよ、天国の寅さん。

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    2015.12.2ブログ更新します。

    めっきり寒くなりました。私は地元の白石高校を卒業して京都の方へ進学し、そのまま大阪に就職しました。二十年ほど前にUターンしたのですが、職場の先輩とは時々お会いする機会があります。開業した私に、「OO君覚えているやろ。彼もずいぶん前から行政書士やってるで」と教えてくれました。私がいたころは隣の市で議員をやっておられたのでびっくりしました。
    早速ホームページ、フェイスブックを見てみて、これはすごい、と思わず声が出ました。色々な実務をこなしながら、ほぼ毎日のように依頼が来る生活保護の代理申請に取り組んでおられます。大阪市は生活保護率が全国一と聞いているので、なるほどと思った自分は愚かで依頼は文字通り全国各地から来ています。三日間何も食べていないという母子家庭、月四万円の収入で病院に行けずとにかくここに電話しろと言われたという初老の男性、まさに駆け込み寺です。
    若かりし頃、一緒に取り組んだ選挙なども思い出し、志を失わない姿にただただ敬服するばかりです。

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    2015.11.28ブログ更新します。

    今日は佐賀県行政書士会の研修会がありました。テーマは職務上請求書の取り扱い方と行政書士としての倫理についてです。住民票や戸籍は文字通りプライバシーの塊ですから、細心の注意が求められことはいうまでもありません。職務上請求書が一通2万円ほどで不正にやり取りされ摘発された事例等は衝撃でした。
    副会長さんの、仕事をしていく上での求められる倫理についての話は大変興味深く、よく勉強されていると感心しました。古くから、聖職者、医師、法律家は典型的な専門職とされてきた事。聖職者は心を扱い、医師は体を扱い、法律家はその人の人生の大事は部分を扱う。スケールの大きい話でした。
    最後に、あまりに仕事が雑で大変な事態になっている韓国の行政書士業界の話もあり、「国民に見放された専門職ほど惨めなものはない」との締めに会場が静まり返りました。
    私も少し食欲をなくし、楽しみにしていた外食もやめコンビニ弁当を買って帰った次第です。

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    2015.11.24ブログ更新します。

    例年にない暖かい日が続いています。ここ白石平野もほぼ稲刈りが終わり、黄金色一色だった風景が一変しました。少しさびしい土色の景色と長袖一枚でよい気候がなんとなくアンバランスです。やはり温暖化でしょうか。
    私は暇なときに自転車で走り回るのが好きなので、自然に農作業の様子が目に止まります。歳を重ねた人が中心ですが、二十代くらいの人がはつらつとやっているのも目立ちます。たぶんアルバイトだと思いますが活気があり元気をもらいます。
    昨日は多久市の方で農業まつりがあり、私は行けませんでしたが家族が満喫してきました。
    「びっくりした。00さんがどがんでん元気になっとらした。」
    00さんというのは、私たちの古い知り合いで少し前に体調不良で仕事を止めて今は農業をやられている方。作った野菜を自慢げに提供されていたとのこと。土と共に生きることは素晴らしい!!

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ちょっとした息抜きに、ちょっとした情報収集に。
行政書士の仕事のちょっとした部分や、日常の些細な出来事を綴っていきます。