南里行政書士事務所

佐賀県杵島郡の南里行政書士事務所では許認可申請/成年後見人/相続・遺言などの相談を承っております。

南里日誌
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    2020.1.28ブログ更新します。

    一月最後の書き込みになりました。早いものです。
    高校の同級生T君から長文メールが届きました。今年の大河ドラマは面白いとあり、同感です。様々な近況が書いてありましたが、彼が生涯の師と仰ぐ人から「外国にマングローブの大学を作る計画があり東京の事務所の駐在員を引き受けて欲しい」との打診があったとの事です。既に大きなスポンサーも見つけたので、高額の報酬も出せるとの事。メールには辞退する積りだとありました。金銭に執着しない彼らしいと感心しました。私などはお金にひかれて、東京にでも出てみるかとなるかも知れません。
    あ、そうそう、最初に直近の写真を褒めてくれていました。何気なく目に留まり撮りましたが、今までで最高傑作だと。日頃の手抜きの裏返しかもと苦笑いしました。
    報酬の話題と言えば、先日の介護施設での歌集作りの時の雑談です。施設長が両親から運営を引き継ぎ、宅老所から有料老人ホームへの変更申請をした際の苦労話をしていました。分からないことだらけで、数え切れない位県庁に通ったと。こんなことも知らないのかという目に悔しい思いもしたと言っていました。誰かに頼めるなど全く知らなかったそうで、悪戦苦闘の時期は私が開業した頃でした。お愛想で、「南里行政書士事務所に頼めばよかった」と笑っていましたが、まだまだ駆け出しの頃に力になれたかどうか。
    「南里さんも格好つけるだけじゃなく頼まれた事の後にでも、これも要りませんかって攻めて行かなくちゃ」と手厳しい事も言われ動揺しました。
    「介護関係のマニュアルだったら自分が何でもタダで教えますよ」と言われた時には、本当に少し似ているので施設長の顔が一瞬福沢諭吉に見えました。

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    2020.1.24ブログ更新します。

    以前書き込んだ岩手県の行政書士の方から丁寧なメールが来ました。寒く雪深い土地で頑張っておられると書きましたが、今年は余り雪が降らないようです。佐賀でも嬉野市で1月の最高気温を更新したそうです。この時期にこんな風だと真夏は何度位になるか心配です。やはり温暖化でしょうか。去年、私達大人はグレタさんにぐうの音も出ないほど叱られましたが。
    入院中の母親もリハビリのお陰で退院が視野に入って来て嬉しいですが、困った事もあります。私の顔を見ると必ず、「自分のお金を銀行からおろしてきてほしい」と言います。リハビリのスタッフや看護師さんにお礼をしたいと。昔は当たり前の心遣いでしたが、今は固くお断りしますと貼り出しています。気持ちは分かりますが。ついでながら言うと、昔から冠婚葬祭の際は身の丈以上のお金を包む癖があります。それをまともに言ったら喧嘩になりますが。
    毎回、「退院が決まってから」と同じ対応をしています。同室の人達は、毎日同じやり取りを聞かされ下を向いて笑っているでしょう。
    前回書き込んだ、父親の音楽ボランティアで使う歌集作りは無事完了しました。施設長さん、差し入れありがとうございました。お手伝い頂いた職員の皆さん、ありがとうございました。

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    2020.1.20ブログ更新します。

    大寒というのに、この陽気は何事でしょうか。
    嬉野市の方から、自宅で介護事業所を始めたいという連絡があり伺いました。新規に始めたいというのは久しぶりなので、車中若干緊張しましたが。
    感じのいい年配の女性でしたが、何年か前に関東の方からUターンしたとの事でした。お家を見て安心しました。ここを申請して通らない筈がないと。床は全部バリアフリーで段差がなく、玄関にはスロープがあり、浴室・トイレは楽に車椅子が入ります。直ぐに種明かしをしてくれ、Uターンの際に何時かは介護事業を始める積りで建てたと言っておられました。家の前には広い敷地もあり手軽に散歩も出来、最近の施設では珍しいです。とっておきのセールスポイントもあり、デイサービスでは夕食まで提供したいと。地域を調べてみて、利用者になる方も一人暮らしが多いのでそこまでやりたいと。そんなサービスは他で知らないので敬服しました。無事立ち上がり、雰囲気のいい施設になればと思います。
    ついでの介護つながりで父親の音楽ボランティアですが、無事電子ピアノが届き張り切っております。しかし、私には新しい歌集作りの仕事が待っていました。自動演奏の曲が200以上が入っていますが、取りあえず使う分の歌詞を冊子にしなければなりません。事務室を何時でもどうぞ、と言って貰っていますが何時間か掛かるでしょう。まあ、自分の仕事なので仕方ありません。

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    2020.1.16ブログ更新します。

    大寒も近いですが思ったほど寒くありません。去年の様な暖冬になるのでしょうか。
    唐突ですが、よく言われるようになった「ジェンダー平等」の正確な内容がよく分かりません。「男女平等」と、どう違うのか。
    去年の暮れに出た集まりで、ある女性がLGBTである事をカミングアウトしました。言われた事は四つの内の一つという単純なものではなくて、正直私には分かりませんでした。人間の性の事ですから、複雑なのは理解できます。女性として生まれたが心は男性、でも恋愛の対象を女性と決めつける事は出来ない。一人一人違います。
    今年になって、「ジェンダー平等」の事は自分なりに少し勉強しました。法律や制度で「男女平等」が謳われていても「ジェンダー平等」の社会になっているとは限らない。ジェンダーの定義は、「社会的・文化的に作られた性差」らしいですが、上から押し付けられたものもあるでしょう。「妊娠・出産のある女性を正規雇用するのは難しい」「男性は企業戦士となり家族を養うべき」は経済を支配している人達から発信されて来た事かも知れません。
    真の男女平等を実現するためには「ジェンダー平等」が前進しなければならない、その事が未だ不十分ながら分かって来ました。
    大分前に来た大阪の佐世保の先輩のメールには、今思えばその事が書いてあった気がして勉強不足、力不足を感じました。

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    2020.1.12ブログ更新します。

    一年で一番寒い時期にしては気温の高い日もあるようです。
    ファックスに書類が来ましたが、最初何の事か分かりませんでした。暫く考えて、去年の秋に事務所に来られた方からだと思い出しました。色々やり取りをして、「よろしくお願いします」と帰られましたが、それっきり連絡がありませんでした。私の方も、結局頼まれないのだろうと思っていました。勿論、連絡があって嬉しかったですが。
    以前には、本当に事務所に一回来てそれっきりというケースもありました。先方の方も仕事で忙しいだろうとか、もう必要がなくなったのだろうとか悩ましく推測しますが、まだまだこちらから連絡するタイミングを計るのが苦手です。いけないと思いますが。
    前回書き込んだ、介護施設での父親の音楽ボランティアで使う電子ピアノを購入してもらう件。さすがに電話でお願いできる事ではないので鹿島の施設に行きました。もう半年以上になるし多分大丈夫だろうと思いましたが、4万円程のお金が掛かる話なので不安もありました。しかし、案ずるより産むが易しで私が切り出して余り間を置かず施設長さんはニッコリ笑って、「他のレクでも使えるのでいいですよ」と、その場で注文してくれました。私が感激したのは言うまでもありません。経営が楽ではないのは想像できますから。
    「人手不足でレクレーションの充実までは、なかなか手が回らなくて」と悩みも言われ、一時間ほど話し込んでから帰りました。

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行政書士の仕事のちょっとした部分や、日常の些細な出来事を綴っていきます。