白石町も雪の予報で心配しましたが、今の所は冷たい雨が降っています。
先日、児童文学のサークル「ひしのみ」の新年会があり、お誘いを受けていましたが欠席しました。後で聞くと、参加がとても少なかった様で申し訳なく思いました。会長の白武先生には、「残念でしたが仕方ありません。後は良い作品を期待しています。締め切りはいつもと同じ3月までです。」と言って頂きました。良い先品を、に力がこもっていました。作品未提出で退会勧告は避けたい所ですが。
同サークルのHさんからは、毎年丁寧な年賀状を頂きます。力作を連発され主要メンバーです。佐賀市のアバンセに勤務されていますが、雇用が不安定になったそうで私も心配になり差し入れなどして喜んで頂いた事もあります。こちらも自筆で、よい作品を、とありました。が、今の所いけません。
3月まで、あっという間だと考えていたら、去年二十数年ぶりに再会した大学の後輩A君の単身赴任がその頃までだった事を思い出しました。連絡せねばと思い、ひよっとしたらその遠出の際、作品のネタがあるかも知れないと少し明るい気持ちになりました。
二日程季節外れの陽気ですが、又積雪の予報もあって心配です。
全然気付いていませんでしたが前回は200回目の書き込みでした。謙遜ではなく、塵も積もればという感じです。アクセス数はある時期から右肩上がりではなくなりましたが、安定して有難い数字です。お礼申し上げます。これ位の作文でも思っている事を整理出来たり、何より生活の記録にもなるので継続は力なりの気持ちで。宮本百合子が戦後半年程の婦人対象の講演で、「日々の生活の中で感じ考えた心の声を書けばその人の文学になる」と励ましたという記憶があります。僭越ながら、何を言いたかったのか分かる気がします。
去年、立ち上げのお手伝いをした福祉作業所YOUR GOODのHさんから年始の挨拶を兼ねた電話がありました。もう少し利用者を増やしたいので協力して欲しいとの事でした。具体的には対象者を一緒に訪問する事ですが、関東出身の自分はもう一歩信頼して貰えず困っていると。私も江北町からのよそ者ですが、ボランティアにも行かず不義理をしているので快諾しました。
驚いたのは対象者の数の多さです。「南里さんの地域にも結構居られますよ」と教えられ二度ビックリしました。色々な事情で外に踏み出せない人がいると思いますが、一人でも多く訪問しようと相談しました。
二日程雪で大変でした。
用事があり、久しぶりに嬉野に行きました。余り自慢出来る話ではありませんが、私はかなり歳が行ってから行政書士を受験したので、他の人より勉強時間を確保する必要があると思って主にアルバイトをしていましたが、その一つが嬉野の某旅館の仕事でした。それ以来の訪問です。女性の従業員に四六時中𠮟られていた思い出しかありません。(笑い)新幹線の工事が進んでいたり、医療センターの建替え工事が目立って、少し雰囲気が変わっていました。
今晩は大河ドラマ「西郷どん」の二回目。初回の冒頭、黒木華演じる西郷の妻が、出来上がった上野の銅像を見て、「うちの旦那様と違う」と言うシーンでは新しい西郷像を発掘する意気込みを感じました。ちなみに私が思い出すのは大分前に読んだ「坂の上の雲」の一節です。要旨は「明治のリーダーで一番度量のあったのは大山巌と衆目が一致する。だが、西郷従道(隆盛の弟)はその数倍あった。しかし、その従道も兄西郷隆盛という太陽に寄り添う月の如き存在だった」です。
今回、身を売られる少女と助けようとする男、使い古された設定ですが、二人の真っ直ぐな熱演に胸が熱くなりました。
大寒に向けて一番寒い季節になり、佐賀でも大雪の予報が出ているようです。昔ほど積雪しない分だけ車のタイヤ等備えをしなくなったので、少しの雪でも事故が多発しているそうです。
前回の書き込みで「君たちはどう生きるか」を取り上げたら反応がありました。どれも大分以前に読んでいるのが前提のもので、少し恥ずかしくなりました。何時の頃からか読書量がどっと減ってしまっている事に改めて気付きました。先日再開したばかりの佐世保の先輩からも示唆に富んだメールを頂き、お礼申し上げます。「僕たちはどう生きたか」には未だ早いので。
何か月ぶりに、佐賀市で行われている社会保障・福祉に取り組んでいる集まりに顔を出しました。「お久しぶりで」と冷やかされるのはいいのですが、大変残念な事を知りショックでした。中心的なメンバーで約2年前、大地震直前の熊本に一緒に泊まり掛けで行ったSさんが長く入院されているとの事。簡単な病気ではない様で心配です。ホテルでも同室で、私のプライベートな話も真面目に聞いて頂きました。真面目一本の人柄を尊敬しています。共同墓地を作ろうとアンケートを取り、希望者が固まったら協力して頑張ろうと約束していました。事情も詳しくは分からないのでお見舞いもままならず、回復を祈るばかりです。
4日、正月気分が抜けず少しぼんやりしていたら、ドアをノックする音がありました。高校の同級生T君とD君でした。去年の夏のさなぼりの飲み会以来です。
懐かしく、お互いの近況や他の同級生の話などしていました。T君は以前から「終活」に興味があり色々な葬儀の形態を研究しているようでしたが、その時も、「南里は行政書士だから一番安く済む方法を知っているだろう」と意味不明の質問をして来ました。隣のD君が助け船を出してくれ、「大学病院に献体したらよかさい。医学に貢献するし簡単な儀式もやってくれるらしい。只、今は希望者が多くて断られる場合もある。」とても正月早々からする会話ではないと思います。
この不景気な空気に間を置かねばと庭の方に目を遣ると、成人式を終えたばかりの甥っ子が颯爽と母屋に向かっていました。私の母親と記念撮影をしていましたが、T君とのコントラストが強烈でした。が、T君は言っているだけで生に対する執着は私やD君の百倍はあると思っています。
今朝の新聞を読むと、80年前に書かれた「君たちはどう生きるか」の漫画と文庫本が数か月で130万部売れたとの記事がありました。私は概略をかじっただけですが、このテーマは甥っ子程の新鮮さはなくとも常に意識したいものなので読んでみたいと思います。