大寒も近いですが思ったほど寒くありません。去年の様な暖冬になるのでしょうか。
唐突ですが、よく言われるようになった「ジェンダー平等」の正確な内容がよく分かりません。「男女平等」と、どう違うのか。
去年の暮れに出た集まりで、ある女性がLGBTである事をカミングアウトしました。言われた事は四つの内の一つという単純なものではなくて、正直私には分かりませんでした。人間の性の事ですから、複雑なのは理解できます。女性として生まれたが心は男性、でも恋愛の対象を女性と決めつける事は出来ない。一人一人違います。
今年になって、「ジェンダー平等」の事は自分なりに少し勉強しました。法律や制度で「男女平等」が謳われていても「ジェンダー平等」の社会になっているとは限らない。ジェンダーの定義は、「社会的・文化的に作られた性差」らしいですが、上から押し付けられたものもあるでしょう。「妊娠・出産のある女性を正規雇用するのは難しい」「男性は企業戦士となり家族を養うべき」は経済を支配している人達から発信されて来た事かも知れません。
真の男女平等を実現するためには「ジェンダー平等」が前進しなければならない、その事が未だ不十分ながら分かって来ました。
大分前に来た大阪の佐世保の先輩のメールには、今思えばその事が書いてあった気がして勉強不足、力不足を感じました。