時々、太良の山田果樹園のミカンの収穫の応援に行っていますが、今年の秋は雨の日が多く中々進まず大変です。
私は三年前、鹿島のハローワークの求人を見て初めてお世話になる事になりましたが、まあ、そんなに大変じゃないだろう、と気楽な気持ちでした。ところが実際やってみると直ぐに考えが甘かったと思いました。一日中立ち仕事をすることもそうですが、中には樹齢70年を超える木もあって結構な高さなのです。おまけに山の上の事ですから急な斜面にある事もしょっちゅうです。登ったり脚立を使ったりしますが、それでも「あんな所どうやって千切るの」と途方に暮れます。たまに乗った枝が折れたり、脚立が倒れたりして落ちる事もあります。何でもそう楽な事はないと痛感しました。でも、そこはチームワークで上から取ったり下から取ったりで何とかなるので面白いものです。
テレビで一日中魚をさばいている人にインタビュアーが「大変ですね、同じ事の繰り返しで飽きませんか」と質問し、言われた人がきょとんとして「いえ。早く先輩みたいに綺麗に早くさばけるようになりたいと思っているだけです」と答えていました。
最近、又、過労死のニュースが増える中、働くという意味を考えてしまいます。