来週になれば猛暑が少し落ち着くそうなのでもう一息です。
気が付くと事務所の周りが雑草だらけになり、このままでは事務所の品位が落ちてしまうと思い草むしりをしました。40分ほどしたら全部着替えをしなければならなくなりました。こういう事をすると何かにつけて太良の山田果樹園のアルバイトを思い出します。
摘果という作業があります。真夏の一番暑い時に未だ青く小さいミカンをどんどん手で千切ります。これをやらないと秋の収穫の時に小さいミカンがぶどうのように鈴なりに出来てしまって売り物になりません。しかし、どの大きさで千切っていいのか結構難しいのです。私も慣れるまで、「それは千切ったらもったいない」「そんなのは千切らんば」と言われ大変でした。その上暑いのです。地面にはマルチというビニールが敷き詰めてあり蒸し風呂の様なのです。私は何時も体感温度40度位だと思っていました。
変わった同僚がいて、摘果のやり方の教科書みたいなのはありませんか、と聞くと、「オイが教科書たい」とミスター山田が答えていました。何となくカッコよかったです。(笑)
時々、先代のお父さんが自分が作ったスイカを持たせてくれました。買えば二千円はするので疲れが吹っ飛びました。