超大型台風が接近していて心配ですが。
長い盆休みになり何となく予想していましたが、鹿島の介護施設の施設長さんから連絡がありました。ゴールデンウィークの時の様に職員の体制が薄くなり困っていると。職員の殆どは御婦人達なので、お盆は用事が多いのでしょう。私の方も江北町の集まりも今年はなく事実上の九連休なので、勿論出掛けて行きました。
想像はしていましたが、利用者さんの顔触れは何名か変わっていました。体調不良で入院された方、新しく入所された方が居ました。お盆でも施設の業務に変わりはないので、相変わらず大変です。冷房はありますが高齢の利用者さん達なので、そんなに温度を下げる訳にも行かず動き回ると大汗をかいてしまいました。前の様に、あっと言う間に夕方になりました。
業務の最後に利用者さんのバイタルや一日の様子の記録を書きますが、「お疲れ様です」と横に座った施設長が数枚の写真を私の傍に置きました。茶髪で派手な衣装を着たヤンキー10名程の集合写真でした。近付くのが憚られる雰囲気に満ちています。施設長が写真の一人を指差して微笑んでいます。「何時位から更生されたんですか」と言ったら、今度は大笑いしていましたが。色々気安い仲になれた様で嬉しかったです。
その日は父親の音楽ボランティアの日でした。「私も皆さんも戦争には苦労しましたね。三百万人以上の犠牲があり今の平和があります。最後にこの歌で終わります」と言い合掌してから「青い空は」を歌いました。「青い空は青いままで子供らに伝えたい♪」。青い空が二度と原子爆弾のキノコ雲や黒い雨を降らせた黒雲で覆われてはならない。私などとても敵わない平和や核廃絶への思いに触れました。