もう寒の戻りもなさそうでいよいよ本格的な春です。テレビは他の事が出来ないので私は”ながら”の出来るラジオをよく聞きます。
週一の「ラジオ文芸館」は持ち回りのアナウンサーが40分間短編小説を朗読しますが、小説などめっきり読まなくなったので重宝しています。
前回は江戸時代を舞台にした再婚同士の夫婦の話。円満に暮らしていますが、亭主に「女房が若い男と親しげに歩いていた」と無責任な情報提供。まさかと疑心暗鬼になりますが、実は生活に困って郷里から出て来た女房の弟だった。それだけの話ですが、最後の、「私ゃ首でもくくろうかと思った辛い生活からあんたと一緒になって今は本当に幸せだから余計な心配させたくなかったんだよ」のセリフにいい読後感いや聴後感を味わいました。
男女の事でいえば、女性が男性に持つ感情が非常に豊かなのに、男性が女性に持つそれが余りにも貧弱でそこに何千年も繰り返されてきた悲劇と喜劇の根本原因があると私は勝手に分析しているのですが。(笑)
たまには行政書士の業務にリンクさせてと常々考えてはいるのですが又先送りしてしまいました。(苦笑)