長かった連休が終わり、世間も本格的に始動しているようです。
日本の一年の祝祭日は約二十日程で外国よりもかなり多いそうですが有給休暇の取得率が低いので、勤め人時代の自分も含めて「休みたい時に休める」感覚は余り浸透していないと思います。休み明けに、大津市で痛ましい交通事故があり暗い気持ちになりました。
母の日が近いという事で東京の弟から贈り物が届き、彼の人は上機嫌です。おまけに弟にとっては二人目の孫が誕生し、その事も母親を恵比須顔にしています。去年の秋に久しぶりに帰省した時に、弟が一人目の孫のお世話を驚くほど丁寧にやっていたのを覚えています。余り頑張り過ぎて本人が疲れないようにして欲しいとも思いますが。
日曜の夜、お決まりの大河ドラマを見ていると、四月から大町町の中学校の新人教員として奮闘している甥っ子が来ました。母親が就職祝いをしていたので、お礼の挨拶です。私もテレビ処ではないと向き合って話をしました。ネアカなので笑いながら、「楽しい」「やりがいがある」と繰り返していましたが、苦労がない事はないでしょう。私も余計な事を言ってもいけないと思いながら励ます積りで、「ともき君には良い家族と友達が一杯いるから」と言うと、急に神妙な顔で私の方を見つめました。その後、自らに言い聞かせるように、「そがんたいね」と呟く姿を見て、只々健康に気を付けて頑張って欲しいと思いました。