超大型台風が接近していて心配な事です。
今日は総選挙の投票日。日曜に太良の山田果樹園のミカンの収穫作業に行くことが多いですが、休憩の時に選挙の話題になりました。佐賀2区には3人立候補していますが、ある方が、「えっ、この内1人しか通らないの」と吃驚していました。私の方は小選挙区制をよく知らない事にビックリしましたが、続けて、「ほかの人に入れた票は全部無駄になるのはおかしい」と言われたのは全く同感です。
1996年に始まった今の制度ですが、それまで何回も小選挙区制は4割の得票で8割の議席を取ってしまう、死票(議席にならない票)が多く出るなど指摘され導入されませんでした。比例代表の分があるといってもマイノリティ、少数意見が反映され難い点は否めません。単純小選挙区制のアメリカやイギリスは大変な格差社会になっていると聞きます。私は今の選挙制度になった事も社会に閉塞感が増した一つの原因になっている気がします。以前の佐賀全県区で5人当選した時代が懐かしくもあります。民意を鏡の様に反映する選挙制度になるのが一番です。
休憩が終わって作業が再開しましたが、まあ、どんな結果が出てどんな政治になって行っても自分のスタンスは同じだからと思いながら汗を流していました。