大寒の時期で厳しい寒さが続きます。
時々お手伝いに行っている鹿島の介護施設の宴会担当の職員さんから連絡があり、予定されていた新年のお食事会が残念ながら中止になりました。時期を同じくして、佐賀県でも知事の飲食店への営業時間短縮の要請がありました。閉店8時、酒類の提供は7時までで、これでは商売にならないという悲鳴や協力して何とか感染拡大に歯止めをという声が交錯しているようです。
都市部での感染爆発は佐賀とはレベルが違う様で、大阪の佐世保の先輩のメールを読むと愕然とします。大阪府の死亡者数は全国で一番多くなったとありました。医療機関、介護施設、障害者施設でクラスターが頻発し、大阪全体にウイルスが根付いている恐怖があるとも。私が住んでいた羽曳野市でも中学校、保育園、幼稚園、市役所等で感染が広がっているそうで、それぞれ場所や建物が分かるので心が痛みます。
何とかリーダーシップを発揮してほしいと、今までにない気持ちで開会した国会の総理大臣の演説をラジオで聞いていました。心に響くものが殆どないと思ったのは、決して私一人ではないでしょう。ヤジも度を過ぎると問題だし感染防止で大声を自粛しているとも思いますが、議場の静けさは危機感の感じられない演説に白けているようでした。多くの政治スキャンダルに対する国民への説明もなく、感染拡大防止に最も必要な政治への信頼をかち取る熱意も決定的に不足しているようです。