五月になりました。夏日も出て来ました。
白石町では立て続けに感染者が四人出て、やはり、住む町に出ると緊張感が違います。白石町も平成の大合併で三つの町が合併して随分と広くはなっていますが。
ゴールデンウイークに予定していた鹿島の介護施設の仕事も、施設長さんと相談して行かない事になりました。「来てくれと言ったり、来るなと言ったり、本当に申し訳ありません」と、こっちが恐縮しましたが仕方ありません。介護施設が感染したら取り返しのつかない事になりますから。
博多のK君から直ぐにメールが来て、心配してくれていました。福岡の方も感染者が増えて大変なようですが。再度、コロナが落ち着いたら飲みたいという話になりました。色々な人を誘って。普通の日常ではない今、皆それぞれの終息後の楽しみを持って頑張っているのでしょう。
憲法記念日ですが、ここに来て憲法改正で緊急事態条項を入れる必要があるのではと考える人が増えているようです。大日本帝国憲法下で国家緊急権が乱用された反省の上に、今の憲法は緊急事態には個別の法律で対応するようになっています。今回では感染症法、検疫法、新型インフルエンザ対策特別措置法等あります。専門家は、これらの法律で必要な措置は取れると言っています。私もそう思います。残念ながら感染拡大の理由の一つに政府の初動の拙さ、対策の準備の遅れがあります。3月24日までオリンピック延期の判断が出来なかった事も背景にあるでしょう。コロナ禍を憲法改正の理由にするのは筋違いだと思います。