涼しくていいですが雨ばかりでも困ります。
明後日は、映画「男はつらいよ」の一作目が公開されて50年になります。当初は面白くない映画を作ってしまったと、会社も監督も落ち込んでいたそうです。それが特別編も含め49作の国民的映画になりました。もう何年もBSでリバイバル放送されていて根強い人気があるようです。年末には「お帰り 寅さん」が公開されます。
何回か見てあらすじも覚えているのに、何か新鮮な発見をする時があります。自分自身が年を重ねているという事かもしれません。年末の作品について山田洋次監督が言っています。「窮屈でゆとりのなくなった今の時代を生きる人たちに、寅さんを通して人間の価値や人生について考えてほしい」。自分も、山田監督が心配している生活と背中合わせだと自覚して年末を楽しみにしたいと思います。
丁度、大阪の佐世保の先輩から近況報告のメールが届きました。詳しくは書けませんが、東京で料理の修業をしている長男さんの調子が余り良くなくて、一旦帰省するかも知れないと。同居を始めたお母様の事もあって心労しておられる様子で心配ですが、「命より大事な仕事はない」と言って来た事が伝わった様で安心する気持ちもあると書いてありました。
色々苦労があって今は佐賀で自分らしく生活している君(先輩の買い被りですが)の事も息子に少し話したいともありました。職場旅行に来ていた鼻たれ小僧だった(ご無礼)長男さんをよく覚えています。自分らしく、まだまだ分からず天国の寅さんに聞いてみたい位です。