そろそろ桜の季節になるようです。
東日本大震災から8年になります。ここ何日か被災地のニュースが多くなって、インフラ等復興が進んだ様子や未だ5万人以上の人が避難生活を送っている事等報道していますが、まだまだ大変な状況の様です。国が設定した「復興・創成期間」の10年の終了が迫り、復興庁や復興特別交付金の廃止など復興支援策が減らされるという不安も広がっているとの事でした。
発災から暫くは大惨事の記憶も新しく、経済発展の過度の重視や便利さだけの追求を自重する雰囲気が強かったと思いますが、いつの間にか株価さえ上がればいいとか原発をどんどん稼働させようという路線になってしまったようです。原発については、輸出しようとしていた数か国全てが安全性・コストの問題で駄目になっていますが。
先日書き込んだ鹿島市の介護施設の立ち上げに関わっていたのは震災の年でした。テレビの映像を見ていた利用者さんが、「命や安全な生活が一番大事」と異口同音に言っていたのを良く覚えています。
そんな事を考えていると、被災地のボランティアにも行った高校の同級生T君がぶらっと来て、田んぼに囲まれた所に喫茶店がオープンしたので行ってみようと言いました。着くと、「本日リフレッシュの為休みます。明日から頑張ります」と張り紙がありました。店の屋号は「気まぐれ屋」で苦笑いしてしまいました。