三月に入って雨の日が多くなりました。
先日書き込んだ以前勤務していた介護施設から、「一日業務中に来ませんか」と、お誘いがありました。介護の現場から離れて約10年。施設の立ち上げのお手伝いをするにしても、色々不都合もあるだろうと思い行って来ました。
江北町の施設でケアマネージャーをしている妹から聞いてはいましたが、現場の人手不足は深刻です。当初の不遜な見物気分は直ぐに吹っ飛び、夕方にはクタクタになってしまいました。設置基準が昔に比べてどんどん緩和されているのも分かります。資格者の配置、正社員の割合等が以前のレベルだったら、とても回って行きません。施設を引き継いだ息子さんの御苦労も如何程かと思います。妹から教えて貰った外国人介護者採用の実例を話すと、食い入るように聞いていました。介護が必要なお年寄りは増えていて、「申し込みがあっても断っていて残念」とも。職員の待遇改善もまだまだ道半ばの様です。
少し前に大阪の佐世保の先輩から長文メールが来て、認知症のお母さんの初夏からの介護について悩んでいる様子でした。春の足跡が高まっているのに、心が若干「冬曇り」だと。大学時代の友人のA君は、結局大阪に戻る事になった様で、「九州勤務を希望しましたが」と、少し残念そうでした。自分も含めて様々想いを抱えながらの年度替わりです。