今月最後の書き込みになりました。分かっていた事ですが二月もあっという間でした。
夜、家の電話が鳴り父親が出て、「鹿島の00さんからよ」と言います。直ぐに分かりません。出てみてやっと分かりました。七年前に勤務していた介護施設の、当時は未だ別の仕事をしていた息子さんでした。四年前からお父さんに代わって施設長をしているとの事でした。時々、施設に来た時に少し雑談する位の間柄でしたが。
「うちを辞めてからどうしてるか気になっていたんですよ」と言われ、「お陰様でもう一棟立てて順調にやってます。一度覗いて下さい」と明るい声でした。もう何年も経っているし社交辞令だと思いましたが、何となく嬉しく、「ハイ、必ず伺います」と返事しました。
日曜日に行くと、大きな施設が新しく建っていましたが周りの雰囲気はそのままで懐かしく思いました。私はオープン時のスタッフとして採用され他に4人程のメンバーでしたが、今は15人以上働いています。当時のスタッフと再会出来るかもと楽しみでしたが、1人を除いて辞めてしまっていました。
電話をくれた息子さんも貫禄が出て驚きましたが、一時間近く話し込む中で本当に消息を気に掛けて貰っていた事が伝わって来て、渡る世間に鬼はないと実感しました。