11月もあっと言う間に終わりそうです。
建設業に関する相談で40代の男性が事務所に来られました。
仕事の話は30分程で終わりましたが、話好きの方の様で結局2時間近く居られました。私などは書類の上でしか想像できませんが、現場の生々しい話には自然に引き込まれてしまいました。今は、そんな事は殆どないと言っておられましたが、受注した仕事に、「なんで自分を通さないんだ」と文句を付けられたりした苦労話も聞きました。今でも東北や熊本の被災地の仕事が来るが、勧誘の条件と実際のそれが著しく違う場合も多く注意しているとも言っていました。自分も選挙の時などの「業界ぐるみ」といった言葉はよく聞きはしますが、実際に話を聞くと臨場感がありました。「ああいうのはおかしい」とはっきり言っておられたので、こちらも小気味良かったですが。
現在の現場は博多で早朝に家を出ているとの事。「そんな風で夜しか打ち合わせ出来ない」と言われ、早寝早起きの私は少し戸惑っております。
外回りをしている時に携帯が鳴り、少しドキッとしました。締め括りに、行くか連絡を取らなければいけないと思っていた方で緊張して出ました。お叱りを受けるかなと思いましたが、用件は直ぐ終わり、「お忙しそうで」と言われました。「間を開けてすみません。少し立て込んで」と謝ると、「それはいい事じゃないですか」と言って頂きました。リップサービスではないものを感じ嬉しかったです。