11月になりました。朝は冷え込みます。
以前書き込んだ農地転用は急ぐという事なので急いでいますが、地区の役員、農業関係の役員、隣地の所有者全員を回らなければならないのは初めてなので結構大変です。おまけに自慢じゃないけど私の車にはカーナビがなく、効率良く行くには難があります。「それでよく仕事が出来るなあ」と時々言われますが未だ付けていません。時間にそんなに追い詰められていない事もありますが、地図を片手に探していくのも捨て難い味があります。
「農業委員さんのお家はどの辺ですかね」「何の用事ね」「田んぼを手放なされる人がいて」「最近多かね」。流石に、お茶でも飲んで行きんしゃい、とまではなりませんが楽しい立ち話が出来る事もあります。馴染みのない土地の畦道をてくてく歩くのも爽快です。特に今日の様な秋晴れの日は。まあ、こういう牧歌的なテンポが間尺に合わなくなれば、住所を入力したら最短で着ける便利な物のお世話になると思いますが。
もう直ぐ行政書士の本試験で試験官をされる先生方は大変だと思いますが、もう受験は遠い昔の様な気がします。自分達の頃で佐賀県の合格率は平均で5%位だったでしょうか。長い試験が終わり長い受験生の列は何とも言えず物悲しい様子でした。合格を確信していた人など百人に何人もいない訳ですから。試験官の話は今までありませんが、受験生の気持ちが分かり過ぎて受験生より緊張するかも知れません。