今日は佐賀でも春一番が吹いているようです。ブログを始めてからいつもデジカメを持ち歩くようになりました。都会も洒落た建物など絵になる風景がたくさんあると思いますが、田舎も負けずにカメラに収めたい被写体があります。きちんと区画された農地は結構綺麗です。
佐賀県は有数の農業県なのでTPPには関心が高く、集会や学習会が頻繁に開催されています。私も先日学習会に出掛けました。もちろん農業にどう影響するかが一番のテーマです。講師の方が、地元JAの組合長さんの「国から対策予算を付けてもらってもそもそも生産基盤が崩れてしまう。もう自分達の力ではどうしょうもない」という悲痛な声を紹介されました。
私は高校まで江北町に住んでいましたが、山はどこもミカンを作り、近所は何軒も牛を飼っていましたが、オレンジ・牛肉の自由化でみんな無くなってしまいました。自分の国の食糧は自分の国で作るというのが世界の常識になっていると思うので、金を出して外国から買えばいいという方向は本当に心配です。