朝は梅雨寒で少し肌寒い日があります。
私の父親が猫撫で声で話し掛けて来るので身構えていたら、案の定厄介な用事でした。父親が役員をしている年金者組合の件です。福利厚生として火災保険や交通保険を作り安価な掛金で運営していますが、担当の役員さんが長く入院していて年一回の集金が出来ていません。いよいよ締め切りという事で、尻に火が付きました。全部で二十軒ほどの内半分をやって欲しいと言います。本業で報酬を貰う用事なら、勿論喜んで行きますが、こちらは余り気が乗りません。が、孝行したい時に親はなしとも言うので出掛ける事にしました。
旧白石町の方を回る事になりましたが知らない家が多いので、そちらに在住のMさんに道案内をお願いしました。万単位のお金を集めるので、やはり気を使います。留守も多く一回では終わりませんでしたが、何軒目かのお家では、たまたま来ていたお客さんが、「一万五千円位の掛金て安いわね」と驚いていました。その方は五万円位払っているとの事。私もパンフレットを流し読みした位ですが、民間の商品と比べて余り保証が遜色ないのは凄いと思いました。営利を追求せず純粋に互助会的にやっているからでしょう。