六月になりました。五月もあっという間でした。
父親の大変古くからの友人で旧北方町在住のTさんという方がおられ、久しぶりに連絡があり暇な時に来てくれという事でした。私も小さい頃からよく知っている人なので直ぐに伺いました。
何十年も国民救援会という団体の活動をされています。弁護士を先頭に色々な階層の人達が運営していて、冤罪事件の支援などを行っています。私も開業してからお誘いを受け、法律家の端くれになったとの思いもあり入会しました。
用件は、「自分も高齢になり大変になって来たので役員になって欲しい」という事でした。「このままではこの地域での活動がジリ貧になってしまう。貴方も危ない事をしているらしいから、何かの時には助けてくれるかもしれないので是非」と言われます。足利事件等でも中心的な役割をしたので存在価値は十分に分かりますが、今の所役員等は無理です。老婆心ながら付け加えますが、私は反社会的な事は一切しておりません。
今月から「司法取引」が始まりました。自分の犯罪を認め刑を軽くしてもらう「自己負罪型」と、今回日本が始めた「密告型」の二種類があるそうです。何故、他人を売る、密告型から始めたか批判もあるようです。何でもそうですが適切な運用が大事だと思います。勿論、こういう制度に関わることのない日々を送るのに越したことはありませんが。