桜の名所では、もう見頃の様で大勢の人出のようです。
私の住む古賀地区の年に一度の総会が公民館にて行われました。農村地帯なので、前半は農家の方の総会があり、その後に全区民の会議でした。委任状を預ける人も多く、出席は五十人程でした。去年も書きましたが、その方面が得意な方がいるらしく会計の資料が見事で感心します。順調に議事が進み今年も無事終わりそうだと思いましたが、最後の役員体制の所で予期せぬ事が。「今日までの所で、次の区長が決まっておりません」と議長が報告し、場がざわつきました。今の鈴山区長が、「私も体調が優れず、色々な方にお願いしましたが駄目でした」と肩を落とされると、会場が静まり返りました。
私は昔から根拠なく、誰もやる人がいない、でも誰かがやらなければならない、ならば自分がやる必要があるのでは、という思考回路が出来上がっている部分があって一人緊張していました。自分の歳で区長など不可能だとは分かっているのですが。
すったもんだの議論の後、当分区長不在でやっていく事になりました。古賀地区は二百戸近くあり、旧有明町でもトップクラスの大きさです。そこでこうですから地域の後継者不足は深刻です。総会後の懇親会は何時もより少ない人数でしたが、地域の問題が色々出て去年とは違った雰囲気でした。