2月になりました。1月行く、2月逃げる、3月去るで春まで本当に速い。一日一日大事にしたいものです。
大雪の後は雨が続いてもうひとつでしたが、やっといい天気になりました。日曜だったので久しぶりにサイクリングが出来ました。白石平野だけでは変化がないので、時々有明海に行きます。何キロも続く堤防に何カ所か埠頭がありこんな景色を眺める事が出来ます。近くに目をやるとカニやムツゴロウがいますが、めっきり少なくなってしまいました。
今や諫早干拓開門問題で有名になってしまった有明海。宝の海の面影がありません。公共事業に翻弄されて漁業者と農業者の対立が続きます。教えてもらった話ですが、農閑期には白石から太良の方にタコを取りに行き、帰りに半分地元の芋と交換して帰って来たそうです。ほんの四十年ほど前の事です。穏やかな海を眺めていると、そんな素朴な生活が当たり前だと思えて来ます。