今日は東日本大震災から七年目の3月11日です。日曜だし何か関わりのある事をしたいと思っていた所、誘ってくれる人がいて唐津市の原発学習会に行ってきました。
春を思わせる絶好の陽気で、車も結構多かったですが気持ちのいいドライブにもなりました。ところが、市街地になりいよいよ会場の近くになってから、中々場所が分かりません。私の車にはカーナビが付いていないので仕方なく歩いている人に聞くことになりますが、近くの公民館なのに知っている人が余りいません。公民館を利用する機会が減って来ているのかも知れません。又、今日の自分の様に、車の窓から道を聞いている光景もめっきり見なくなりました。
講師は、「原発なくそう!九州玄海訴訟」の弁護団の女性弁護士の方ですが、これまで出た原発裁判の判決を分かり易く話し、大変感心しました。ボリュームのある文章を読み込み、完全に消化して整理出来ているからだと思います。当たり前ですが知らない事ばかりです。去年の12月の広島高裁の判決で、一万年に一回位起きる火山の大噴火、阿蘇山で起きれば周辺100km程度が火砕流で壊滅し、国土の大半が10cm以上の火山灰で覆われるという知見を認めた事も、自分にとっては衝撃的でした。もう直ぐ再稼働する予定の玄海原発、事故が起きれば取り返しがつかないと思いますが。