今年も一週間余りとなり何かし残していないかと思うのは私だけでしょうか。去年の今頃は、行政書士受験が終わって直ぐに太良町のミカン果樹園にアルバイトに行ったので、片道五十分程の通勤と体力勝負の農作業に明け暮れほとんど何も考えずにいました。
佐賀という農業県なので小さい頃は少しは田植えの手伝いなどしましたが、ミカンの収穫作業は初めてでよく務まったなあと思います。ミカンちぎりは慣れてきたら、自分の背丈以上の枝に登る事以外は籠に溜まるのを楽しむ余裕もあったのですが、12月中旬になりデコポンの袋詰めになると大変でした。デコポンが霜にやられないように一個一個油紙の入った袋に入れていくのですが、有明海からの冷たい北風が吹きつける中の作業でした。
雇い主の山田さんご一家は皆さんいい人で、特にオヤジギャグ連発の先代のお父さんには可愛がって頂きました。あっ、そのお父さんに挨拶に行くのを忘れていました。大事なことをし残す所でした。