世間はゴールデンウイークが近いという事で計画に余念のない人もいるようですが、果たして自分は有意義な期間になるかどうか。
事務所に居たら、母屋の方がうるさいので行ってみると老父と老婆が喧嘩をしています。いい年をしてと呆れましたが本気で言い合っているので、新聞沙汰にでもなったら私の仕事も大変になると思い仲裁をしました。色々あるだろうけど60年近く連れ添っているのにと若干悲しい気持ちになりました。
それまでやっていた事も続ける気がしなくなり溜まっていたゴミをリサイクルセンターに持って行くことにしました。大町と江北の境にありますが、巨大なコンテナに新聞、缶、ペットボトル、衣類などそれぞれ放り込むだけでいいので重宝しています。
段ボールを入れていたら後ろから、「ありがとうございます」と元気な声が。20代前半位の女性が大きなフォークリフトに乗っていました。敷地内を自由自在に操り溌溂として、仕事をする姿に躍動感がありました。男でも大変なのにと思い、「ご苦労さま」と言ったらニッコリしました。私はさっきまでの暗い気分はどっかに吹っ飛んで爽快な気持ちになりました。目の前には杵島商のある山が春爛漫の空に映えていました。
もっと短いサイクルでゴミ出しをしようと思いました。