佐賀新聞の有明販売店をやっている高校の同級生から聞いた話に驚きました。私もその同級生との縁で配達のアルバイトをしていたのですが。
300部と一番多く配達している方が、持病を悪くして片足を切断しなければならず入院中だと。多分60歳前半だったと思いますが、夜中の1時半位から頑張っておられました。勿論、一回ではバイクに積めないので戻って来た時に顔を合わせていました。生活の事があるので、何か月か後に義足を付けて復帰するという事でした。
体にハンディキャップがある方を見ると必ず思い出す短文があります。30年ほど前に読んだものです。事故で片腕を失くした父親を持つ子供の作文で、やっと見つけた工場の仕事で社長から、「本当に仕事が出来るか」と聞かれ、「精一杯努力します」と答え、その通り実行して自分たちを育てている。国会の答弁で決まり文句のように、「前向きに努力致します」と聞くと腹が立つという内容でした。
必ずしも政治に持って行こうとは思いませんが、佐賀県議会で原発再稼働容認の決議が通ったとの事。最終的には国が責任を取るのが確認されたと。しかし、大臣は福島の自主避難は自己責任だと言いました。誰も責任を取らない構図は少しでも早く変えたいと思います。