寒さは落ち着きましたが、雨混じりの日が続いています。洗濯が大変です。

生命保険の外交員の方が見えて、用件は早く終わったので世間話をしていましたが、少し驚くことがありました。今は一戸建てに住んでいますが、以前は江北駅の近くの集合住宅に居て、その時の家賃が約７万円だったそうです。そんなにするのかと。確かに博多まで約50分、便利な立地ですが。

そんな話をしたので昔のことを思い出しました。京都に進学するまで私も江北駅の近くに住んでいましたが、隣接する山の方の道に素朴な商店街があるだけで、周りは一面の田んぼでした。今はバイパスに沿って、大規模商業施設、マンションなどが多くあります。駅の名前も、肥前山口駅でした。風景が変わっていくのは時代の流れですが、昔の木造のこじんまりした駅舎は懐かしいです。

学生時代を過ごした京都も懐かしいですが、ネットのニュースで京都市長選挙を取り上げたものがありました。２氏が横一線でしのぎを削っていると。そのうちの一人、福山氏は私にとっては、これまた懐かしい人で、自分が新入生の時の学部の自治会委員長でした。堂々とした弁舌ぶりで、佐賀の田舎から出てきたばかりの自分は、（都会の青年というのは、こんなに垢抜けてカッコイイものか）と、衝撃的でした。卒業されてからも一度お会いすることがあって、司法試験の受験中でした。溌溂と取り組んでいる様子で、必ず突破するだろうと思いました。京都弁護士会の副会長を務められたとあります。

１０年ほど前に、行政書士試験に合格し、一つの区切りだと思って京都を訪ねました。鷹が峯の学生寮はなくなり住宅地に変わっていましたが、周りを散策し京都の街並みを眺めました。

今も京都に残っているあの頃の仲間たちも、「政治家の仕事は、金を集めることではなく、住民の声を集めること」と訴える福山氏の必勝のため頑張っていると思います。