急に大寒のような寒さがやってきました。年末らしい気分にもなりますが、凍結など心配です。

この気候では誰でも動きが不活発になりますが、父親などは一日中炬燵に入っていても誰にも迷惑をかけないので、そんな感じになっています。車に乗ることはできないので夕方の買い物以外は出掛けることもなく、テレビや新聞で時間を潰しているようです。時々、話し相手もいないので退屈だろうと思います。週二回のデイサービスが気分転換になっているようで、元気に出掛けています。それでも後の五日は、張り合いがないだろうと思います。「デイサービスに行く日を増やしたら」と聞いてみると、「もう一日くらい行きたいけど費用がかかる」との返事でした。私にもそれくらいの知識はあり、一回増やしても低額で済むと思います。ケアマネージャーをやっている妹に電話で相談したら、「こんな季節で家にばかりいるだろうから増やした方がいい」と、強く勧められました。「その内、お父さんと話に行くから」となり、プロなので安心しました。

世間は政治家の裏金問題で怒りが沸騰していますが、ある国会議員が、「６０万円位は、問題になるようなキックバックとは考えていなかった」と釈明していました。金銭感覚に驚きます。この年の瀬、庶民に思わぬ６０万円の収入が舞い込んできたら、どんなに嬉しく助かるでしょうか。今更ながら、何のために政治家をやっているのだろうと思います。先に述べた自分の父親も昔、町会議員を務めていましたが、選挙の時に大阪の仕事を休んで応援に帰省したことがあります。看板作りの資材を買いに出かけたことがありますが、三軒ほどの店を回りました。時間もないし、何で最初の店で買わないんだろうと不思議でした。聞くと、「店によって、一枚一本の値段が１，２円違う」と。節約心は平均以上だと分かっていますが、自分は偉いと思いました。庶民の生活感覚を忘れた人達には、政治に携わる資格はないと思います。