9月も下旬になり、やっと涼しい日が出てきました。異常気象続きですが、例年５，６個発生する９月の台風が、今のところ一個だけということです。

夏休みで、お休みだった小学校の読み聞かせが再開しました。前回より丁寧に考えて紙芝居を選び練習もしましたが、当日は緊張しました。早めに到着し他のメンバーと話していましたが、皆「何をするか迷った」「子供たちの反応が心配」と言っていて、自分だけじゃないと安心しました。

加えて、教室に近づくと「来た、来た」という感じでチラチラこっちを見てくれて、（少し慣れてくれている）と気分が高揚しました。いつもの担任の先生の姿がなく聞いてみると、「用事が出来て今日はお休み」とのこと。「じゃあ、今日は授業はないの」と、自分でも馬鹿なことを言ってしまいました。

紙芝居自身はまだまだです。最近の子供はよく分かっているので拍手はありましたが、その後、「言ってることは００と同じみたい」との声が出ました。以前に見た紙芝居のことです。私は、小学3年生を甘く見てはいけないと心底思いました。

話は完全に大人の世界に戻り、興味のある条例があったので、何年かぶりに白石町の定例議会の傍聴に行きました。９時半開会で私は４５分に議場に着きましたが、何とその日の議事は全て終了し散会していました。職員に聞くと、「全ての議案が町当局の提案通りに採択され、質疑も一切ありませんでした」との説明がありました。本会議の所要時間は約１０分。オイオイ、と、開いた口が塞がりませんでした。今時の議会で、こんなことがあるのかと。６本の議案の中には、「白石町子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について」もありました。本会議で論議しないで内容が深まるのでしょうか。ここまで緊張感を喪失しているとは想像していませんでした。何とかしたいものです。