9月に入りまだまだ暑いですが、秋の気配を感じることも出てきました。暑くて不活発だったトンボが、群れを成して飛び回っています。

処分、管理に困っていると依頼があった大町町の土地を見に行ってきました。大町町は父親の生まれ故郷で長く実家があったので、小さい頃はよく遊びに行っていました。山沿いの土地も多い面積の小さい町です。お隣の江北町と共に昔の炭鉱町です。炭鉱最盛期には、日本一生徒が多い小学校があることで有名でした。賑わいは、今でも鮮明に覚えています。

目的の土地はかなり山沿いの場所にありましたが、（この辺りも来たことがあるなあ）と思いました。車を停めて、緩やかな勾配のある道を歩いていたら大汗をかきました。天気が悪く、時々小雨が降り涼しくはあったのですが。

残念なことですが、だいぶ寂れてしまっていました。途中の床屋、クリーニング店、仕出し屋など全部閉まっていて、中には（もう何十年もそうだろうなあ）と感じる建物もありました。だいぶ下ったところにあるコープの店で買い物を済ませて、しんどそうに帰り道を登っていく人にすれ違ったりしました。丁寧にあいさつして頂きましたが。

その日は、用事があり近くでイチゴ栽培をしている人の所を訪ねました。丁度、消毒作業の真っ最中でした。先日、佐賀市に出かけたというので話をしましたが、婦人の団体と懇談をしてきたと言っていました。よくある産地直売、産地直送の話です。要望があるので、イチゴ以外にも手を広げて契約していく予定だそうです。自分の本業とは全く畑違いですが、参考になることが多いです。