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2021.12.8ブログ更新します。
冬らしい少し寒々とした天気になっています。今日は80年前真珠湾攻撃で開戦した日、その時の高揚した気持ちを綴った日記や手記を集めたものを読んだことがありますが、その後の破滅的な敗戦を思うと何ともやり切れなくなりました。戦争だけはしないようにしなければなりません。世界から戦争を失くすことも勿論ですが。
今年で一区切りと思っている鹿島の介護施設から連絡がありました。一つは下旬のクリスマス会のこと、もう一つは二ヶ月に一回来る床屋さんの補助の要請です。文字通り最後のご奉公をしなければと出掛けて行きました。
ホールに入るなり声を掛けられました。一番気安く喋れる女性職員さんです。「娘の結果、駄目だったのよ」と、それは気落ちした様子でした。白石高校の三年生の娘さんの佐賀大学推薦入試のことです。かなり有望だと聞いていたので掛ける言葉に困りました。でも直ぐに気を遣って、「会う早々ごめんなさい。一般入試で頑張るって言ってるから」とニッコリしました。私も、「校長先生(私の同級生)の推薦が足りなかったんでしょう」と軽口を言ったら手を叩いて笑ってもらいましたが。
手すきの時に厨房で食器を洗っていると、今度は調理の男性職員に声を掛けられました。以前紹介したように博多でバリバリ季節料理店をやっていた人です。時々自分が取ってきた山菜や柿なども美味しく提供されています。「安全でいいんですが電気調理器は鍋の真ん中しか熱くならなくて」とこぼしておられました。料理はほぼ門外漢ですが、時間との戦いで大人数の昼食を作るのは見てても大変そうです。鹿島の施設もまだ新しく小綺麗でいいのですが、厨房は少し狭く職員さん達も手伝うのに苦労しています。
帰り掛けに聞きましたが日帰りのデイサービスを再開するとのことで、感染がこのくらいに収まっていて介護を巡る環境も段々と改善されているようです。