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2021.10.21ブログ更新します。
季節が一度に進みました。慌てて炬燵の準備や暖房器具の用意をしました。
私の住んでいる旧有明町も結構広いので、何年かぶりに通る場所もあります。先日も久しぶりに行った地域で一軒「売家」ののぼりが立っていました。人口減でそういう家は増えていますが、そこは以前仕事で訪問したことがあったので少し驚きました。施設に入られたのか亡くなったのか、色々考えてしまいました。本当にまだまだ立派で大きい家が空き家になることが多くなりました。自分の若い頃は「土地神話」で不動産は持っていれば得をするという時代でしたが、今は「負動産」と揶揄されることもあるようです。実際、都会に出ている人から相談を受けたこともありました。
若い頃といえば、その頃から尊敬していた経済評論家の内橋克人さんが先月亡くなってしまいましたが、常に働く人たちの側の視線で分かりやすく経済を語ってくれていて勉強になっていました。長い間続いているアベノミクスの本質も喝破していました。亡くなってから知りましたが、「花を引き抜くことはできても、春の到来は止められない」という言葉が好きだったそうです。どんな意味だろうと自分なりに考えてみました。
個々の人間の人間らしく生きたいという希望の芽を摘み取ることはできても、全ての人達に個性豊かに人間らしく生きることを渇望させ力を与える「春の到来」は誰にも止められない。直ぐにそう思いました。目の前の選挙にも真剣な想いがあったことでしょう。
私の父親も機会を利用して多くの人に選挙について語っているようで、面と向かって言えませんが偉いと思います。母親も必ず選挙権を行使する人でしたが、入院中で悩ましいところです。