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2021.8.26ブログ更新します。
長い大雨の期間でしたが、遅ればせながら残暑の太陽が顔を見せるようです。
留守の時に高校の同級生の鶴田君が来て、彼のライフワークの「マングローブ植林行動計画」が来年30周年を迎え、その記念の手拭いを頂きました。今までの歩みに敬意を表しお祝い申し上げます。ありがとうございました。
とうとう佐賀県もまん延防止等重点措置の対象地域になってしまいました。佐賀はまだいい方だと楽観していましたが、唐津は東京並みの感染率だということです。自然、総理大臣の会見に目が行きましたが、全く相変わらずです。「明かりが見えて来た」と繰り返す。感染爆発の責任は一切認めない。「他の国より死者が少ないからコロナ対策は上手くいっている」と非情なことまで言いました。それを言ったらおしまいなので口には出しませんが、本音は用心が足らず感染する方が悪いと、ここでも一流の自己責任論があるようです。そう思わないと発言が理解できません。
お世話になっている鹿島の介護施設から連絡があり、「どうしても全員参加で職員会議をしたいので、その間ホールの見守りをしてほしい」ということでした。今では近隣の鹿島市、太良町、白石町で連日感染者が出て、施設も戦々恐々としているようです。一時間以上真剣な話し合いがありました。コロナ禍もありますが、人数的に厳しい体制でどうやっていくか難しい問題です。当然、体が弱り手のかかる利用者さんも増えました。この間まで歩いていた方が、常時車椅子で移動していたりします。食事の介助が要る方も増えていました。
私一人での見守りなので昼寝の時間帯でしたが、起きてこられて、「今までの人生、全然人の役に立ってこなかった」と相談する方がいました。「まじめに生きてこられて十分じゃないですか」と言ったりしましたが、前の日の事件で、「人に硫酸をかけるような人間もいますから」と言うと、「そうねぇ、そんなことはしたことないわ」と予想以上に納得していました。職員さんからお礼を言ってもらい帰ってきました。