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2021.8.22ブログ更新します。
極端な雨は峠を越したようですが注意が必要です。
ラジオの天気予報の時に今日は気象予報士の試験の日だと言っていました。年に二回あるそうですが。ふと、この時期は社会保険労務士の試験もあり、以前受験した際のことを思い出しました。
当日緊張して慌てていたのでしょう、腕時計を忘れているのに博多行きの特急列車の中で気が付きました。蒼くなりましたが直ぐに楽観的になり、コンビニで売っているだろうなどと考えました。最寄りの駅に降りると、明らかに同じ受験生だと分かる若い男性がスマホで会場を検索していました。私は土地勘がなく不安で数日前に下見をして場所を確認していたので、「こっちからですよ」と案内するとホッとした顔でお礼を言われました。只その後が悪く、寄ったコンビニには時計などなく店長が、「今は置いても売れないので」と申し訳なさそうに言いました。雲行きが悪くなったと動揺して、会場に着くなり本部に相談に行きました。こっちは都合のいいように誰か貸してくれるだろうと思いましたが、「貸し出しなどはしていません」とキッパリ。諦め、トイレ退出は試験官同伴で認められているので、その時に時刻を聞くしかないと思いました。本部の人は、「基本的にそれも駄目ですが試験官の判断で」と厳しかったですが。
落ち込んで席に着き何気なく隣を見ると、若い女性の受験生の机の上には普通の腕時計とアクセサリーのような小さい時計が置いてありました。恐る恐る話しかけると、「途中で止まると嫌なので予備に」という返事。思い切って相談すると直ぐに一つ貸してくれました。女神に見えたのは言うまでもありません。
何とか時間内に解答し会場を後にしました。何しろ受験生が多いので大変な混雑でしたが。駅までの帰路、急に後ろから声をかけられました。朝の男性の受験生で、「本当に助かりました」と礼を言われました。何となく意気投合し、私が降りる駅までの短い時間でしたが色々話をしました。ご両親のどちらかが唐津の出身でよく行くと言っていました。
色々と印象深い日でした。