蒸し暑い日が続きます。

先日書き込んだ件で、お世話になっている弁護士の方が事務所に来られました。立ち上げが頓挫している介護施設に勤務予定だった方が交通事故で亡くなり、損害賠償の額を巡って保険会社と裁判になっていますが、勤務予定が立証出来れば増額が勝ち取れるということです。保険金の額が一千万円以上違うらしく、私も緊張して対応しました。久しぶりに対面したので、色々近況報告を出し合ったりもしましたが。やはり、訴訟というのは法と証拠の世界だなと実感しました。私の作成した申請書を集中して読んで細々質問されました。あ、言い忘れていましたが私と同じ社会福祉士の資格も持っておられます。それも弁護士の後に取ったという変わり種です。お互い福祉系の学校卒業ではないので、先ずは受験資格を取るために通信教育を受講したこともあり苦労話でも花が咲きます。申請書を全てコピーして、申請を受けた日からの時系列を細かくメモしていました。

事故の状況の資料も見せて貰いました。青信号の横断歩道を渡っている時に車が突っ込んで来たというショッキングな事故でした。尚更、より良い補償を得てもらいたいと思いました。F先生の奮闘を期待したいと思います。

ワクチン接種の枠を頂いたので、今までより鹿島の介護施設に行くことが増えました。行けばそれなりのやりがいはあります。午前中の水分補給はお茶を出すことが多いですが、自分の場合はたまにはと思いコーヒーを出します。先日、利用者さんの一人に、「南里さんのコーヒーが一番美味しか」と言ってもらいました。大変嬉しかったです。

もう一つ印象的なことがありました。ホールのテレビで様々なユーチューブの動画を流すことがありますが、ある意味懐かしいということで軍歌が鳴っていました。皆さん最初の２曲ほどは楽しんで聞いていますが、段々白けた雰囲気になり、「あんな時代はもう御免」と呟く人も出てきます。戦争に翻弄された人生を想像しました。