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2025.4.7ブログ更新します。
寒い日もありましたが、やっと春爛漫の季節になったようです。
有明の稲佐神社で、春季の戦没者慰霊祭が行われました。稲佐神社に行くのは本当に久しぶりで、あんなに石段を登らなければいけなかったのかと、完全に忘れていました。駐車場で一緒になった方と、「早めに来ていてよかった」と言い合いながら、息を切らして登りました。有明、北明地区でも多くの方が招集され、命を落とされています。戦後80年、遺族の方たちも亡くなったり、高齢になったりして、参加者が少なくなっています。
遺族会の代表の方が、挨拶をされました。「亡くなった方達も、今の平和な日本を見て心から喜んでいると思います。日本は、過ちを繰り返さない思いで、平和の道を歩んできました。しかし、世界に目を向ければ、悲惨な戦争が続いています。戦争のない世界を心から願います」。私は、先の戦争に召集された人たちの遺族の方が、「過ちを繰り返さない」と、はっきり言われたことに、深い感銘を受けました。
慰霊祭が終わると、その足で自宅近くの公民館の向かいました。「嘉代子桜」の開花のお披露目式が、行われていました。15歳で被爆死した林嘉代子さんをしのび、お母さんが、亡くなった学校にソメイヨシノの苗木を贈り植えられました。苗木の植樹の運動が広まり、この度公民館でも開花しました。
ノーベル賞を受賞した被団協の佐賀県の副会長の方とも、お会いしました。公民館の近くに住んでいて、その縁で植樹したそうです。そういう活動をしていた人が、直ぐ近くにおられるとは全く知らず、大変驚きました。