11月も下旬になりました。本格的な寒さの予感がします。

白石町では来年１月に町長と議員の選挙が行われますが、事前の選挙説明会があり参加しました。佐賀新聞や読売新聞の記者も来ていて、参加者一人一人に取材をしていました。外では業者の人が、選挙本番の候補者カーの営業をしていて、今は何でも商売になるものだなあと感じました。選挙費用は、かなり公費で出るようになってきていて、その分説明の内容が増え、会は二時間半もありました。驚いたのは、議員の選挙にも供託金の制度ができていて、法定得票を下回ると没収されます。

若い候補者は、選挙中のSNSの利用について、どんどん質問していて、当局が時間を取って調べる場面もありましたが、今時は、そういう選挙になっていると実感しました。真剣に質問をする参加者がいる一方で、２．３人の参加者が頻繁に私語をしたり、当局に茶々を入れる場面も多く、（こんな風か）と、驚きました。

町長選挙の方は、三回連続で無投票が確実で、町政に緊張感がなくなってしまうのではと心配です。色々と勉強になり問題意識を持ちましたが、警察署の説明で、「候補者カーを、一日置きに運行する先進的な取り組みも行われています」との発言です。名前だけの連呼で、批判的な雰囲気があることは承知していますが、選挙は、やはり民主主義の根幹なので、発言には大いに驚きました。

仕事で知り合った職員の方に丁寧に声をかけてもらったりして、嬉しかったです。