10月だというのに暑い日があります。

総選挙が終わり、与党過半数割れは歴史的だと思いますが、投票率が五割程度というのは大変残念です。有権者の半分で国の行く末が決まるのですから。それだけ、政治不信が根深いということでしょうか。

行政書士会館で、監察綱紀委員会が開催されました。メンバーの先生たちの日程を合わせるのは、本当に大変なようで、何名かはズームで参加されました。早めに会館に着くと、会議室の隅の机に段ボールが沢山積んであったので、事務局の方に聞くと、「本試験の準備で」と、教えてもらいました。ああ、そうか、もうすぐ行政書士の本試験です。自分が受けている時期は、この日を目指して緊張感がどんどん増していっていましたが、合格して何年か経つと、全く意識の外になってしまいました。喉元過ぎればですが、当日試験官などの仕事をする先生たちは大変です。ご苦労様です。会議前に雑談をしていたら、「近年は、合格しても登録する人が少ない」と、話題になりました。自分が登録した頃は、合格したら大概登録して開業していたと記憶しているので意外でした。こんな会議に出ないと、なかなか分からない情報です。

会議では、医療法人の設立や定款変更の件も議題になりました。本来、行政書士が行っていくべき仕事だという報告もありました。現状では、民間のコンサルタントや、経理を見ている税理士が、流れで手続きを行っている事例も多いとのことです。一度、県の医師会に懇談を要請することが決まりました。