北部九州も梅雨明けしましたが、３８度の危険な暑さになりました。役場の放送は、「外出は控えて下さい。外での運動は止めて下さい。熱中症予防対策として町内の施設を開放しています。飲み物持参の上、利用して下さい」と懸命の呼びかけを行っています。

かたや、東北の県では大雨災害が極めて深刻な事態になっています。こんな極端な日本の夏ではなかったはずだと、気が滅入ります。

住んでいる地区の夏の天神祭りは神事だけを行うことになり、朝６時過ぎに出かけました。役員の人が、「今日は少し涼しいのでは」と話しかけてきましたが、家の温度計では３０度になっていました。そう言うと、「昼あんまり暑いから感覚が狂ってしまってる」と頭を掻いていました。夏休みなので、公民館の敷地ではラジオ体操が行われていましたが、引率の親御さん二人とこども達五人だけでした。（古賀地区全部でこれだけかぁ）と思いました。役員のご婦人が、「天神様は学問の神様だから、お参りしなさい」と誘うと、子供たちは神妙に手を合わせていました。気持ちは同じだったのでしょう、男性の役員が、「神事は終わったけん、供え物の果物は子供たちにあげんしゃい」と提案し、桃、リンゴ、バナナなど手渡しました。子供たちは、元気に帰っていきました。噂に聞いていましたが、区長さんは前からの予定で入院中だということです。少し話し合いになり、グランドゴルフ大会に代わるレクリエーションについて、アンケートを取ることなど決まりました。

早朝からお参りに来る人も何人かおられました。地域を見守ってくれることへの感謝が伝わってきて、今後は自分も毎年お参りしようと思いました。