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2024.7.17ブログ更新します。
7月も、あっという間に下旬になろうとしています。
夏休み前最後の小学校の読み聞かせの会がありました。今まで緊張したりしていて気づきませんでしたが、現在は教室にエアコンがあります。何年か前に、「全ての学校にエアコンの設置を」と訴える声をよく聞きましたが、かなり実現しているんだなあと思いました。自分たちの小学校時代には、考えられないことです。学校どころか、家庭にさえなかったところが多くありました。それでも元気に過ごしていたわけなので、どんな風に暮らしていたのか、時々不思議な気持ちになります。まあ、大前提として、日本の夏が、温帯の夏から熱帯の夏になったという大変な変化があったわけですが。昔の、夏を楽しむという風情が、今は、夏を何とか乗り切るになってしまったようで寂しい気もします。
勿論、快適な環境で勉強できるのは素晴らしいことです。涼しい中でも大汗をかきながら紙芝居に取り組むのは、あくまで自分自身の事情です。床に座り込んで見てくれるのも定番になり、普段の授業とは一味違った空間で、私のやる気に火をつけます。只、学びに終わりなし、もっとこういう風にと思うことは沢山あります。次は、9月です。
長く闘病中だった妹の義父が、静かに息を引き取られました。通夜、葬式と参列しましたが、自分も一緒に農作業をしたことを思い出しました。口数少なく、黙々と立派な仕事をする人という印象でした。次男さんが弔辞でも、「一度しっかりやると決めたらやり通せという気持ちが、いつも伝わってきた」と言っていました。弔辞には普通ない言葉がありました。「義理の姉である祐三子さんには、この場を借りて感謝の言葉を述べたいと思います。兄が若くして亡くなった後も家に残り、両親の世話を一生懸命してもらいました」。この言葉が、どれだけ嬉しかったか、私の想像力くらいでは分かりません。