九州北部は、例年より大幅に遅れて梅雨入りしました。佐賀新聞の一面に、梅雨の時期が安定しなくなってきていると詳しいデータが載っていました。

大阪の佐世保出身の先輩から送ってもらったメールに、私の住んでいた羽曳野市の市長選挙のチラシがありました。立候補表明している職場の先輩だった渡辺さんの勇姿が大きく掲載され、変わらぬ容貌が、とても懐かしかったです。心から応援致します。

その渡辺さんを励ます職場のOBOG会が盛大に行われ、大勢の人が集ったとのことでした。ほとんどの参加者が私にも分かるだろうと思うと、何とも言えない気持ちになりました。返す返す、頑張ってほしいと願います。佐賀市の姪御さんも、お元気な様子で何よりです。

地元の小学校の読み聞かせの会がありました。3年生の教室に入ると、それぞれの机を後ろに片付け、全員床に座って待っていました。「前回、見えにくいという子がいて」と、担任の先生に説明して頂きました。昔ながらの駄菓子を食べながらのような雰囲気で、モチベーションが上がりました。

昨年度一回やった紙芝居でいいので、声色を変えるところもスムーズに行き、気持ちの余裕もできました。集中してもらうと、本当にやりがいがあります。一年やってきて、私は段々確信になってきました。AIで、どんな画像も、どんな音声も作れる時代ですが、素朴な絵に気持ちを込める肉声と、これから長い長い人生を歩んでいく子供たちのそれぞれの心が何かしら響きあうことは値打ちのあることだと。引き続き頑張ります。

「次回まで元気で」と教室を後にするとき、近寄ってきて、「また、今度」と手に触れる生徒がいました。嬉しかったですが、何となく元気がなさそうでした。少し引きずって校長室に戻り反省会になりましたが、「子供にも色々な感情表現があるから、照れながらじゃない」と言ってくれる人もいて、（なるほど）と安心したりもしました。