3月になりました。雨が降る日も多いです。

亡くなった母親が入院や施設暮らしになってからは、ご飯を炊くのは自分の役目になりましたが、父親が遠慮がちに言ってきました。「すまないけど、どうも少し硬いような気がして。一定の時間水に浸けてから炊くと柔らかくなると思うけど」。言われてみると、思い出しました。母親が、そう言っていました。頭の片隅にありましたが、時間的に直ぐスイッチを入れたほうが気楽なので、そうしていました。準備をして、後は台所の近くにいつもいる父親が操作したらいいので、話は簡単です。ちょっとした生活の知恵に感心しますが、本当に大分柔らかく炊けるようになりました。時々、夕方までそのままで、父親が慌ててスイッチを入れていますが、間に合えばいいので揉めることもありません。何事も連携プレーだと思いました。

久しぶりに役場に行きましたが、朝から広い駐車場が満杯で、年度末に向かって用事がある人が多いようです。半年以上空きましたが、以前対応してくれていた職員さんがいて助かりました。それが普通だろうとも思いますが、（あれ、もう異動になったの）と戸惑うことも結構あります。提出する書類も前回のものを手直しする程度で済みそうなので、いい気分でした。自分はそうでしたが、来庁する町民の中には深刻な表情の人もいて、どんな要件だろうと気になります。

武雄の入院中だった知り合いの方から電話をもらい、無事家に戻ったとのことでした。「又、ゆっくり話でも」となりましたが、「ところで、あなたも入院してたの」と言われました。「嬉野の００さんが、そう言ってたから」と。今の所、入院もせず元気にやっていますが、どこでどうなったのか、噂というのは掴み処のないものです。