2月最後の書き込みになりました。

私の住んでいる地区の役員会が夜にありましたが、重苦しい雰囲気になりました。来月の総会に向けて新区長選考が議題ですが、極めて難航しています。「昔は、次は誰という風に順当に決まっていたのに」と、ため息が漏れます。現区長さんも、後任が決まらないと責任を感じている様子です。「今、農業委員もやっていて、忙しくて。やってなかったら後一年くらい務めてもいいんだけど」と、言っていました。農村地帯ですから、農業委員が忙しいのはよく分かります。農地転用の際にも、必ず現地で立ち会わなければいけません。ここにも、地方の人手不足が表面化しています。「誰か農業委員を代わってくれたら」と苦しそうですが、もし自分が農業委員になって、担当の区域の農地転用の手続きを依頼されたら、どうなるのだろうと考えたりしました。妄想にふけっている場合ではありませんが。

会計は床屋さんがやっておられますが、用事で行くと客待ちのようで、ギターを弾きながら歌っていました。上手で、人それぞれ羨ましい趣味があるものだと感心しました。

大阪の佐世保出身の先輩も触れていましたが、熊本県に大規模半導体製造工場がオープンし、ニュースでよく取り上げられています。初任給が破格だとか、近辺の地価が急上昇したとか、半導体なしには成り立たなくなっている社会を反映しているようです。一方で、製造に不可欠な化学物質の有害性にも言及がありました。不勉強ですが、自分も聞いたことがあります。水俣病が発生した経験を持つ熊本県ですから、教訓を生かして万全の対策を取ってもらいたいものです。

思い出すのは、３０代前半で亡くなった義弟のことですが、精密機器の工場で働いていました。全く根拠はありませんが、就業環境と病気とに何か因果関係があったかもしれないと考えることがあります。