今年最初の書き込みです。新しい年になりました。勿論、明けましておめでとうございます、と言う気にはなりません。元旦の夕方、多くの人が一年で最もくつろぐひとときに大地震に襲われた方々の絶望はいかばかりか。かける言葉も見つかりませんが。

元旦の夕方、父親と買い物に行こうと車のエンジンをかけた瞬間、ラジオから、「避難、今すぐ避難」と、絶叫するような声が聞こえてきました。耳の遠い父親が不思議そうな顔でした。大きい地震だと直感しましたが、まさか震度７の大地震とは。「大津波が来ます。東日本大震災を思い出してください」と悲痛なアナウンスが繰り返されました。拙宅では、二人だけのことだし、元旦の夕食で一回正月らしいことをしようと買い出しに行くところでした。自然災害とは、何と残酷な仕打ちをするのでしょう。迅速な支援を祈るばかりです。

大阪の佐世保出身の先輩からも、直ぐに長文メールが届きました。私より数段造詣が深いので、震源地にある志賀原発のことが詳しくありました。何気に被害が発表されていますが、どれも重大なことです。稼働中であれば、福島第一原発事故と紙一重ではなかったのか。背筋が凍ります。

大阪時代に、石川県に行ったことがあります。歴史の営み豊かな素晴らしい土地でした。復興にはどれほどの労力が掛かるのでしょうか。

メールには、大阪も揺れた、ボランティアで行った阪神淡路大震災の様子を思い出した、ともありました。その時は、先輩、自分を含めて仲間10人位で行きました。遠く離れた九州で何ができるか、考えたいと思います。

今年に挑戦していきたいことを想いながら新しい年を迎えましたが、挑戦しながら暮らしていけるだけで幸せなことです。そのことを胸に刻みました。

最後になりましたが、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。先ずは、避難所に暖かい食事が届くことを願っております。