１１月になりました。各地で１１月の最高気温を更新しています。先日、段取りしたこたつや灯油が季節外れに見えます。

精力的に届く大阪の佐世保出身の先輩の長文メールには感心しますが、直近のテーマは、社会福祉士通信講座のスクーリングでした。通信講座にも直接の講義、スクーリングがあります。大昔に私が受講していた時は半年に一度くらいでしたが、いまもそんなペースでしょうか。久留米大学でありましたが、当時は定職についておらず車も所有せず、列車を乗り継ぎ現地に行きました。懐かしいです。全ての日程が終わりホッとして、駅構内で飲んだ缶ビールの味は忘れられません。

先輩の受講の様子もよく分かりましたが、思わぬ人と会ったことなど印象的です。自分も経験がありますが、同じ資格取得で似たような志で、挑戦のプロセスで出会った人は記憶に残ります。久留米大学で同じ班でロールプレイをした人たちは、元気でいるでしょうか。自分もまだ挑戦者で僭越ですが、先輩の奮闘にエールを送りたいと思います。

用事で訪問したご婦人と、用事の後３０分ほど話す機会がありました。亡くなった母親と同世代の方ですが、「息子になかなか仕事がない」と、深刻に悩んでおられました。息子さんは、少しだけ精神にハンディキャップがあります。働く意欲のある人に適当な仕事がないのは、本当に理不尽だと思いますが、まだまだそんな社会であることは、体験上も骨身に染みて分かります。私の仕事が、もっと業務量があり人に手伝ってほしいと考えるレベルであれば、「最初はパート的でも是非」と言えるのですが、残念でなりません。ご婦人は父親と長い知り合いで、帰ってから話題にしました。父親もしみじみと、「本当は仕事がなからんばいかんとばってんねえ。００さんもご心配やろう」と、つぶやきました。私も、コツコツと挑戦しなければと思った次第です。