10月になりました。急に秋らしくなり驚きます。それだけ９月まで記録的な暑さだったということでしょうが。都合で４日に更新しています。

全くの私事ですが（そもそもこのブログはほとんどそうですが）、本年度の社会保険労務士試験を受験しました。日々の業務をする中で、社会保険労務士の資格を取りたいという気持ちが、大変強くなりました。持っていれば、もっと多くの相談を受けることができる、行政書士の仕事の延長としての仕事も多い、と考えることが多くなりました。自然、８月末の試験まで極力時間を作り勉強しました。５月、６月、７月の全国模擬試験も受けました。必死にやったので、８月の本番の試験の後、自己採点をしたら、選択式・択一式ともに合格基準点をクリアすることができました。そして、今日、合格発表がありましたが、私の受験番号は何回見てもありませんでした。本当に落胆しましたが、なぜ落ちたのか分からないのはつらいことです。考えられるのは、マークシートの試験なのでマークミスしかありませんが、模試でもマークミスは一回もしたことがありません。いつまでも落ち込んではいられませんが、今更ながら世の中厳しいものです。

８月の本試験が終わり帰路の地下鉄の駅で、「南里さん」と呼び止められました。（こんな所で）と思いましたが、以前受験した時に会った人でした。スマホで試験会場を探していたので、下見をしていた自分が声をかけました。大変感謝され、会話が弾みました。まだ若い方ですが、「今年の受験で最後にしようと思っているんですよ」と言っていました。自分が落ちたばかりで余裕がありませんが、皆さんそれぞれに奮闘しているので、早く立ち直りたいと思います。

何年かぶりに県の行政書士会館の会議に行き、大変有意義だったことも書き込もうと思っていましたが、今日のところは力尽きました。

自己採点のあと、意気揚々と母親の遺影に、「取れたよ」と報告しました。今日、仏壇の前に正座すると残念で仕方ありませんが、きっと、「早く前を向きなさい」と言っているでしょう。