お盆も終わり通常の生活ですが、台風で東海道新幹線や山陽新幹線が運休し、お盆前後の多くの人の足に影響が出ているようです。

自分の近くでもコロナ前の盆の風景が戻ったようで、家の前の敷地に子供用のプールが置いてあったり、テントが張ってあったりして、帰省した人たちが真夏を楽しむ様子が想像できました。只、数が出ないのでよく分かりませんが、コロナの感染も増えているようです。盆なのに妹から中々連絡がないと思っていたら、感染したそうで心配しました。ひどくならなくて良かったですが、インフルエンザに罹ったくらいの症状はあったと言っていました。仕事柄、ワクチン接種は励行していたようですが。

東京の弟からは、お中元のビールが届きました。この猛暑、一番の贈り物です。ありがとうございました。

１１日に大町のお寺からお経をあげに来て頂きましたが、予定より大分早く来られ思ったより短い時間でした。さすがに盆は忙しそうです。「６月に亡くなった本家の従兄さんの所は昨日お勤めをしてきました」と、言っておられました。

その本家には１３日に、初盆のお参りに行きました。日を替えて他にもお参りするところがありましたが、年々増えて、月日が経つのを実感します。

大町町にあった本家は引っ越し、今は小城市にあります。自分はこの夏、初めて伺うことになりました。親から聞いていましたが、立派な家でした。亡くなった商売一筋の従兄の頑張りを想像しました。子供さんは娘さん二人で、従兄の奥さんが、「大黒柱がいなくなって、商売の方もこれから大変」と、少し肩を落としていました。仏壇の横の机に遺品が並べてあって、「よかったら何かもらって」と言われ、ネクタイを一本頂きました。

玄関まで見送って、「初徳さんのことを忘れないでね」と、呟くように言われました。自分は急に昔のことを思い出して胸が一杯になり、「忘れません」と、答えました。