私が言うまでもなく猛暑の日が続きます。毎日のニュースの冒頭も、命にかかわる危険な暑さや不幸にも熱中症で亡くなった方のことです。日本の夏は昔の開放的で楽しい季節から、何か危険な時期、ものになってしまったのかもしれません。

冒頭、忘れずにお礼を言わなければいけないのは、本を送って頂いた大阪の佐世保出身の先輩です。初回に早くも壁にぶち当たった感もある小学校の読み聞かせを気遣ってもらい、参考になればということでした。しっかり読んで生かしていきたいと思います。

いよいよ暑苦しくなり床屋に行きました。店員、客のあいさつの第一声は勿論、「暑かね～」です。町の職員さんも来るので、「毎日の熱中症アラートの放送、高齢者への対応、夏休み中の子供の見守り等々、色々大変」と言っていました。

暮らし向きのことも話題になり、「まだまだ物価が上がる」と。床屋を必要最低限にしているのは自分くらいかと勝手に思っていましたが、店主は、「今頃は毎月決まって来る人はほとんどいない」と教えてくれました。私は毎回必ず、「よく伸びましたね」と言われていたので、だいぶ気が楽になりました。

そして、爽やかになった頭で、久しぶりに福岡に行きました。外国からの観光客が戻ってきたとは聞きますが、繁華街を行き来している外国の人たちは、日本に住んで働いているように見える人が多いように感じました。

日頃、純農村地帯で暮らしているので、行っただけでクラクラしますが、服装もそれぞれ個性があります。自分の近くのスーパーでは目立つので、無難な格好の人が圧倒的ですが。博多の駅では、（今すれ違った人は、男性だったかな、女性だったかな）と思うこともあり、さすが都会は自由で楽しいと、こちらも愉快でした。